悩むどころか、悩みが解決できる時間もないくらいに慌ただしい毎日。悩みが忙しさで埋もれてしまい、つい、子どもに当たってしまう。怒らなくても解決したり、会話ができるはずなのに、気が付いたらいつも怒っている。。。。。
このページでは、親として、保護者として、自分自身以外でのヒントとして何かお役に立てれば、という思いで、いくつかの情報を掲載しております。
不登校って、そんなにも特別なこと?問題なこと? ガチガチの相談ではなく、同じような立場のひとやこれまで経験したひとと、肩を張らずにおしゃべりできる場が、coconomaカフェです。
普段はゲストハウス「KANAZAWA旅音」として運営されている建物ですが、この一階のスペースが毎週月曜日の12:00~14:30にcoconomaカフェとしてオープンされています。わたくし南野は、このcoconomaカフェに寄ってみることにしました。
夏のような気温の高さの中、浅野川の心地よい風を受けながら彦三大橋を渡り、ラ・パレットさんの美味しそうなケーキを横目に見ながら歩いていくと、2つ目の分かれ道の足元に、こびとのような大きさのかわいい看板が出ていましたよ!
かわいい看板からそろりそろり30秒歩くと、右手にありました!いわゆる金沢の古民家、そんなに古くない古民家を使用した宿です。なんだか実家に帰ってきたようなそんな雰囲気の建物です。最近の、つくられたほっこり感とは違う、もっと、ほっとする感でいっぱいな昭和的なほっこり感です。
特に大きな気合いも入れる必要もなく、ガラガラと引き戸を開けると、3人の運営スタッフのうちのひとり、渡邊さんとご対面。男のひとがやってくるのが珍しい、というより、なんとも怪しいおっさんがアポなしでふらっとやってきたのだからかもね。でも初対面を感じさせないほど、あたたかく迎えてくれました!
ここからはまず一旦、coconomaカフェさんのホームページを読んでみてくださいね!
今日は初訪問なので、こられている皆さんの会話をじっと聞いていよう、と来てみたのですが、ついつい談話に参加してしまい、気が付いたら営業時間の14:30を過ぎてまで、いろいろとお話しを聞いたり話したりしてしまいました。来られていたみなさんの表情は、暗く沈んでいるかたはおらず、そう、近所の方々がお茶を飲みに集まっているような空気で、ざっくばらんにおしゃべりしていました。一対一の、「カウンセラーと相談者」という状態ではありません。遠い親戚が田舎のお里の実家に集ったような、そんな感じです。お部屋もほんと、そんな感じです。
玄関先にある箱にカフェ代の300円を払い入れて、しずしずと入ると、コーヒーやお茶などセルフのドリンクバー、手作りシフォンケーキ、お菓子など選び放題!そして奥のお部屋へ。うーむ、まさに田舎のお里の家!厚めの座布団もまさに里帰り気分!
なぜ私はここにきたのか、ということを書くことにします。
私自身はいわゆる不登校の親ではないのですが、不登校という状態が存在する現在に対して、当事者以外の私に何ができるのだろうか、と思い、その自問自答の答えとして、まずはここにきてみました。いま、不登校は問題的な事象ではなく、珍しいことでもなく、この社会の中ではどこでも起こり得ることです。特に、「学校に行くのが怠惰で嫌なのではなく、わたし自身が心理的に行くことができない。そして「何故かという理由」をうまく説明することができない。」という子を持つ親御さんから相談をしていただいたにもかかわらず、当事者でないことが私自身の障壁となってしまい、こころの持ちようを話したとて、しょせんは当事者ではない、という虚しさと歯がゆさを感じていました。でも、わたしができることは、その家族に足しげく通うことよりも、答えの選択肢を自分自身が自分の言葉で紹介し伝えていくことかな、と思ったのです。そしてまた、これが、この育友会という団体が担う役割のひとつ、だと思うのです。
もちろん、不登校になってしまっている生徒を何とかして朝から夕方まで教室へと引っ張ってつれてくること、それが答えではなく、また、なぜ登校しないのかと問い詰めることも、答えではありません。そして、当事者の子と親だけで解決していくものでもありません。そういった意味でも、当事者であってもなくても、ここにくるだけで、お互い理解することやヒントをもらえるなぁ、と思いました。
例えば、この日は、ここの近くのフリースクール「リスタ金沢」の山本晃子さんも同席していましたし、あぁ、こうやっていろいろと広がっていくんだな、と思いました。もし、不登校になっているご家庭のかた、また、そうでなくても、一度ここにくることで、いろんな見分やチカラ、ヒントを得られると思います。
今日は、スタッフの渡邊さん、松木さん、そしてリスタ金沢の山本さんのほか、同席させていただいたみなさん、ありがとうございました!また来ます!
追記)coconomaカフェさんの65回目のブログに掲載していただきました。ありがとうございました。
みなこだでは、基本的に水曜日の午前9時~ひる12時までの間、臨床心理士の齊藤英俊先生によるカウンセリングを行っております。おひとりあたり45分間です。ご相談を希望されるかたは、教頭先生宛てお電話にてご予約をお願いいたします。
南小立野小電話:(076)261-9414
◆24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)
夜間や休日も含め、24時間365日いつでも、いじめやその他のSOSの相談を受け付けます。
原則、電話をかけた場所の都道府県、政令指定都市教育委員会の相談機関につながります。
文部科学省が開設しています。
◆子どもの人権110番(0120-007110)
祝日を除く月~金曜の午前8時半~午後5時15分。
最寄りの法務局・地方法務局につながります。
◆チャイルドライン(0120-99-7777)
チャイルドラインは、18歳までの子どものための相談先です。
かかえている思いを誰かに話すことで、少しでも楽になるよう、
気持ちを受けとめます。あなたの思いを大切にしながら、
どうしたらいいかを一緒に考えていきます。
お説教や命令、意見の押し付けはしません。
月~土曜の午後4~9時。9月6日まではチャットでも相談可で、以降の日程はホームページで確認できます。
http://www.childline.or.jp/
NPO法人チャイルドライン支援センターが運営。
小学生~高校生が対象です。
通常はメールで相談を受けますが、2017年9月9日までの午後4~9時は、LINEで相談に応じます。
ダイヤル・サービス社が運営。
【相談時の注意点】
・秘密は守られます。(ただし、内容によっては警察等へ情報提供する場合があります。)
・相談する際には、校種(小・中・高)と学年、性別を教えてください。
・順番に対応しているので、待たせてしまうかもしれません。
・対応時間外は、以下の相談機関も利用してみてください。
24時間子供SOSダイヤル:0120ー0ー78310
児童相談所全国共通ダイヤル:189 (0570ー064ー000)
金沢のボランティア活動団体の紹介です。お酒、ギャンブル、ネット、ゲームがやめられない。浪費を抑えられない。何年も仕事に行けずひきこもっている・うつや貧困で先が見えない、などで悩んでいる方、またそのご家族の方。「金沢救々サポートふくろうの会」へご相談されてみるのはいかがでしょうか。
子育てに悩んだときは、お電話ください。児童相談所は思うほど敷居は高くありません。ぜひ一度相談してみてください。
<養護>
・さまざまな事情で、子どもを家庭で養育出来ない。
・子育てに自信がない。
<虐待>
・虐待を発見。
・虐待をしてしまう。
<不登校>
・学校(幼稚園、保育所)に行きたがらない。
・外出したがらず、引きこもっている。
<いじめ>
・いじめにあっている。
・いじめをしている。
<性格行動>
・落ち着きがない。
・わがまま、嘘をつく。
・家族に暴力を振るう。
<言葉や発達の遅れ>
・言葉や発達の遅れが心配。
・知的障害・身体障害について相談したい。
<非行>
・盗み・家出などをする。
・夜遊び・異性交遊などで困っている。
<里親>
・里親になって子どもを預かって育てたい。
・子どもを里親に預けたい。
など。子どものことで気になることがあれば、一度相談してください。
子ども(18歳未満)に関するさまざまな相談に児童福祉司、児童心理司、保健師、保育士などの専門スタッフが応じます。
また、必要な場合は他の専門機関をご紹介いたします。
石川県が開設しています。
金沢市富樫3-10-1
TEL 076-243-4158 FAX 076-243-1100
月曜~金曜(祝日を除く)受付9時~17時45分
◆虐待通告
虐待を受けていると思われる子どもを見つけたとき、お電話ください。
24時間365日いつでも受付しています。
TEL 076-243-8348(石川県中央児童相談所内)
石川県が開設しています。
人権侵害の被害に遭われた方からの人権救済申立があれば、必要な調査を行った上、人権侵害行為が認められた場合には、人権侵害行為をした者に対し、勧告や警告などを行っています。
ひとりで悩まず、弁護士に相談しましょう。
金沢市丸の内7番36号
TEL.076-221-0242
保護司が、犯罪や非行をした人たちと定期的に面接を行い、更生を図るための約束事(遵守事項)を守るよう指導するとともに、生活上の助言や就労の手助け等を行います。
保護司とは、
①罪を犯した人たちなどの立ち直りを支援する活動
・犯罪や非行をした人たちの立ち直りを助けるための、見守り、指導、 相談支援等
・家族や働く場所など刑務所や少年院にいる人が帰ってくる場所の生活環境の調整
②地域における犯罪や非行を防止する活動
・地域住民や学校等での啓発
・更生保護に対する地域の協力者の確保
みなこだ育友会では、保護司会の皆様からお声がけいただき、年一回の意見交換会、社会を明るくする運動への参画、また学校からは子どもたちからの標語コンクールへの応募が行われています。